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2025/12/03
塗料価格はなぜ上がっている？プロが徹底解説！
塗装について
最近、お客様から
「塗装って前より高くなってない？」
という質問をよくいただきます。
見積りを取って
「あれ…こんなにしたっけ？」
と驚く方も少なくありません。
実際、ここ数年で塗料の価格は上がり続けています。
でも、その理由は意外と知られていません。
今回は「塗料が値上がりする本当の理由」を、
プロ目線でわかりやすくお伝えします。
🌍 原材料が世界的に不足している理由
塗料は、樹脂、酸化チタン、顔料、添加剤など、多くの材料からできています。
ところがこの材料が、今、世界的に足りていません。
その背景にはこんな流れがあります。
建設需要の増加で材料の争奪戦が起きている
海外工場の事故や操業停止
物流の遅れで材料が届かない
コロナ後の混乱がずっと残っている
いくつもの要因が重なり合って、
「とにかく材料が足りない」という状況に。
特に、白い塗料に必須の酸化チタンは価格が上がり続けています。
🚚 物流コストの上昇が価格を押し上げている
塗料は重く、危険物扱いになるため、運送コストがもともと高い商品です。
そこに追い打ちをかけたのが、物流全体の値上がりです。
ドライバー不足
労働時間制限（2024年問題）
燃料代の高騰
海外コンテナ不足
運ぶコストが上がると、
そのまま商品の価格に反映されてしまいます。
材料も高い、運ぶのも高い。
これでは塗料価格が上がるのも仕方ありません。
💴 円安で輸入材料の価格が急上昇
塗料の材料は海外依存度が高く、為替の影響を強く受けます。
ここ数年の円安は、塗料メーカーにとって大きなコスト増に。
1ドル120円の時と150円の時では、
単純に仕入れ価格が20〜30％も変わることもあります。
この差が、そのまま塗料価格に反映されています。
📈 今後も値上がりは続くのか？
多くのメーカーや業界は、
「しばらくは高止まりが続く」と見ています。
原材料不足がすぐには解消されない
物流コストも下がる見通しがない
円安も急に戻らない
こうした理由で、価格が大きく下がる可能性は低めです。
💡 値上げの今こそ“長持ちする塗料”を選ぶチャンス
値上げの影響を最小限にするには
「塗り替えの回数を減らすこと」が何より効果的です。
フッ素塗料
無機ハイブリッド塗料
高耐久シリコン塗料
これらは特に耐久性が高く、
アステックペイントのフッ素REVOや無機ハイブリッドJY-IRは
“値上げ時代”と相性の良い塗料です。
🔍 早めの点検が一番の節約につながる
塗料代が上がっている今こそ、
家の劣化を早めに見つけておくことが重要です。
小さなひび割れ
チョーキング
コーキングの切れ
雨漏りの初期サイン
早期に発見して補修できれば、
大きな工事を避けられ、結果的に節約につながります。
✨ まとめ
塗料価格が上がっている理由は、
原材料不足
物流コストの上昇
円安
といった外部要因が重なっているためです。
ただし、
長持ちする塗料を選ぶ
早めに点検する
適切なタイミングで塗り替える
こうした工夫で、値上げ時代でも賢く家を守ることができます。
アステックペイントを中心に、
高耐久でコストパフォーマンスの良いプランをご用意しています。
気になる方は、いつでもご相談ください。