足場仮設工事
SCAFFOLDING WORK
足場仮設工事について
足場仮設工事の必要性
足場仮設工事は、建築基準法により細かく定められており、特に2m以上の高所作業では足場が必要です。
住宅塗装工事は、基本的には2m以上の高さの箇所を塗りますので、必ず足場が必要です。
また、足場があることにより、職人の作業性も向上し、自ずと塗装品質も上がります。
足場が不安定であれば、塗装の質が落ち、耐久性も落ちるため注意が必要です。
足場の種類について
ここでは、足場の種類を5つご紹介いたします。
単管足場
鉄パイプのような単管と、つなぎ止め金具(クランプ)を組み合わせたものです。
強度や安全面では比較的劣っていますが、狭い箇所でも設置が可能なメリットがあります。
くさび式足場
ハンマー1本で組み立てることができ、なおかつ安全性が比較的高い足場です。
狭小地や複雑な形状にも対応できるため、住宅塗装の足場には主に採用されることが多いです。
枠組み足場
門型の鋼管である建て枠に、ジャッキベース・筋交・鋼製布板などを組み合わせた足場です。
50種類以上の部材があり、専門的な知識が必要です。
複雑な形状、狭い地形には適しませんが、安全性が高い足場です。
吊り足場
橋梁工事などの下から足場を組むことが難しい場合に、吊り足場が採用されます。
吊りチェーンやパイプ、金具、作業床を上から吊り下げて、単管足場を設置していきます。
移動式足場
脚輪がついており、一度組んだ状態でも移動させることができる足場です。
足場を移動させる際に、解体し再度仮設する必要がないため、利便性が高いですが、安全性を高めるために強固な構造にする必要があります。