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2024/11/10
外壁・屋根・防水工事の失敗事例とその対策法
お役立ち情報
外壁や屋根、防水工事は家の寿命を延ばし、快適に住まうために欠かせない工事ですが、工事に失敗してしまうと逆にダメージが大きくなり、追加費用も発生します。今回は、よくある失敗事例とその対策方法について解説します。失敗を避け、効果的に家のメンテナンスを行うための参考にしてみてください。
1. 塗料の選定ミスによる耐久性の低下
失敗事例
「安価な塗料を使えばコストを抑えられる」という理由で、外壁や屋根に適さない塗料が使用された結果、短期間で劣化が始まってしまうケースです。特に屋根や外壁は紫外線や雨風に晒されるため、耐候性の低い塗料ではすぐに色褪せや剥がれが発生し、再度の工事が必要となってしまいます。
対策法
外壁や屋根には、フッ素塗料やシリコン塗料、無機ハイブリッド塗料といった、耐候性や防汚性に優れた塗料を選ぶことが重要です。特にフッ素塗料は耐久性が高く、15~20年ほどの長寿命が期待でき、長期的なコストパフォーマンスも優れています。また、塗料の種類や特徴について、業者から十分な説明を受け、住まいに最適な選択をすることが大切です。
2. 防水工事の施工ミスによる雨漏り
失敗事例
屋根やバルコニーの防水工事で施工ミスが発生し、雨漏りが改善されない、または新たな雨漏りが発生するケースです。特に、ウレタン防水やシート防水の施工において、防水層が十分に厚く形成されていなかったり、接合部の処理が不十分だったりすることで水が浸入する原因となります。
対策法
防水工事は技術が必要な作業のため、信頼できる専門業者に依頼することが大切です。防水材の種類や適切な施工法を確認し、特に接合部の処理や重ね塗りの確認を行ってもらいましょう。また、工事前に現場調査を行い、施工箇所の状態を把握することで、雨漏りの原因を的確に見つけることも予防策となります。弊社では必要に応じて箇所の状態をお見せいたします。
3. 下地処理不足による塗装の剥がれ
失敗事例
外壁塗装の際に下地処理が不十分だったため、塗装が数年で剥がれ落ちたり、ひび割れが発生するケースです。下地処理は塗装の耐久性を左右する非常に重要な工程ですが、コスト削減のために手抜きされることがあり、その結果、塗膜がすぐに劣化してしまいます。
対策法
下地処理には、高圧洗浄やシーリング材の充填、下地補修などが含まれます。業者に工事内容を確認し、これらの工程が確実に行われるようにすることが大切です。さらに、信頼できる業者であれば、下地処理の重要性を説明した上で適切な工程を実施しますので、工事の内容や手順についても質問してみると安心です。
4. 不適切な工期設定によるトラブル
失敗事例
梅雨や冬季のように天候が不安定な時期に工事が行われたため、塗料が乾ききらないうちに雨が降ってしまい、仕上がりにムラが出たり、剥がれが生じてしまうケースです。塗料が完全に乾燥するには時間がかかり、適切な天候と気温が必要なため、雨季や寒冷期に施工を行うとトラブルが発生しやすくなります。
対策法
外壁や屋根の塗装を行う際は、比較的天候が安定している春や秋を選ぶのが良いでしょう。万が一雨が降っても施工が続行されないよう、業者と工期について相談し、気候に配慮した計画を立てることが大切です。また、業者が天候に合わせて柔軟に工期を調整できるかどうかも確認しましょう。
5. 業者選びの失敗によるトラブル
失敗事例
安さに惹かれて選んだ業者が、工事完了後すぐに連絡が取れなくなり、保証対応が受けられなかったというケースも多くあります。また、経験の浅い業者が塗装や防水工事を行ったため、施工不良が発生し、すぐに塗装が剥がれたり、防水効果が薄れてしまったりすることもあります。
対策法
業者選びの際には、実績や口コミ、保証内容をしっかりと確認しましょう。長年の経験があり、施工後のアフターフォローを提供する業者であれば、万が一のトラブル時も安心です。また、費用だけでなく、工事内容や使用する塗料・防水材についても説明が丁寧であるかを見極めることが重要です。
まとめ
外壁・屋根・防水工事は、家の寿命を延ばし、快適な暮らしを維持するために欠かせないメンテナンスです。しかし、施工内容や業者選びを間違えると逆に追加の修理が必要になったり、住まいにダメージを与える結果となります。成功するためには、信頼できる業者と塗料選び、適切な施工法と工期の設定が重要です。
また、弊社では豊富な経験をもとに、フッ素塗料やシリコン塗料、無機ハイブリッド塗料などの高品質塗料を使用し、確実な下地処理と防水工事を行っています。無料で現地調査・お見積もりも承っておりますので、安心してご相談いただけます。大切なお住まいを末永く守るために、ぜひ私たちにお任せください。