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2025/07/07
つなぎ目から家が危ない?コーキング劣化で雨漏り急増中
塗装について

こんにちは、アペックスのブログへようこそ。
今日は7月7日、七夕ですね。夜空を見上げると、織姫と彦星が年に一度出会うロマンチックな日ですが、天の川よりも気になるのが…「雨」です。特にここ数年は、梅雨が長引く傾向があり、静岡県でも湿度80%超の日が続くことも珍しくありません。
そんな中、見過ごされがちだけど非常に重要な“ある場所”に注目が集まっています。それが「外壁のつなぎ目=コーキング」です。
コーキングが劣化すると、そこから雨水が侵入し、家の内部に深刻なダメージをもたらすことも……。
今回は、雨漏り被害が増える梅雨〜夏にかけて、コーキングの劣化がどんな影響をもたらすかを詳しくご紹介します。
コーキングってそもそも何?
コーキングとは、外壁のパネル同士の隙間や、窓枠まわりなどのつなぎ目を埋めるゴム状の素材のこと。
建物が揺れた時や外壁が温度で伸び縮みする時に、ヒビ割れを防ぎつつ防水・気密の役割を担っています。
素材には「シリコン系」「ウレタン系」「変成シリコン系」などがありますが、いずれも10年前後で劣化が始まるのが一般的です。
劣化すると何が起きる?
コーキングが劣化すると、以下のような現象が起こります。
● 剥がれ・ひび割れ・肉やせ
最初は細いひび(ヘアクラック)ですが、放置するとパリパリに乾いて剥がれてくることも。そこから雨水が侵入するリスクが一気に高まります。
● 雨漏りの原因に
特に窓まわりやベランダの立ち上がり部分は、雨水がたまりやすい場所。ここからの浸水は、壁内部の木材腐食やカビの発生につながります。
● 建物全体の寿命に影響
見た目は何ともなくても、壁の裏側では雨水が染み込み、断熱材が濡れてしまうことも。結果として、建物の耐久性が低下し資産価値にも影響を与えかねません。
実際にあったご相談事例
先日、築13年の住宅にお住まいの方からこんなご相談がありました。
「室内の天井にうっすらシミが…。最初は結露だと思っていたけど、雨が続くたびに濃くなってきて…」
調査してみると、外壁とサッシ周りのコーキングが完全に剥がれ落ちていたことが判明。
見えない場所だけに気づきにくいですが、放置していたら大掛かりな補修が必要になるところでした。
コーキングの劣化はどうやって見つける?
以下のような状態が見られたら要注意です:
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外壁のつなぎ目がひび割れている
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コーキング材が反っている・剥がれている
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触るとカチカチに硬くなっている
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隙間から草が生えている(実際にあります)
心配な方は、無料の点検を受けていただくことをおすすめします。
雨漏り予防には「外壁塗装+コーキング補修」のセットが◎
外壁塗装と同時にコーキングの打ち替え・打ち増しを行うことで、見た目の美しさだけでなく、建物を長持ちさせることができます。
最近では、耐久性が15年以上ある高耐久コーキング材も登場しています。
また、アステックペイントの「アステックプラスSW」など、防水性能を強化する塗料やプライマーを併用することで、防水性能が格段にアップするケースもあります。
七夕の日に伝えたい、住まいを守る願い
七夕に「健康」や「安全」を願う方は多いはず。
でも、家族が安心して暮らせる“住まいの健康”も同じくらい大切です。
目に見えない“つなぎ目”だからこそ、定期的な点検が住まいを長持ちさせ、資産価値を保つことにもつながります。
最後に:アペックスのご案内
アペックスでは、外壁・屋根塗装とあわせたコーキング点検・補修のご相談も承っております。
経験豊富なスタッフが、ドローン点検や高所作業も対応可能です。
「これって大丈夫?」という小さな不安も、どうぞお気軽にご相談ください。
7月限定のお見積りキャンペーンも実施中です!この機会に、住まいの健康診断をしてみませんか?