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2025/06/10
家の価値が下がる前に!雨漏りがもたらす5つのリスク
お役立ち情報

「10年後にはこの家を売りたいんです。だから、今からできることをしておきたくて…」
最近、こんなご相談をいただきました。浜松市内にお住まいのご夫婦からのもので、「資産価値を維持するために外壁や屋根のメンテナンスを検討している」とのことでした。特に気になっているのは「雨漏り」。一見小さな問題に思えるかもしれませんが、放っておくと家全体の価値に大きな影響を及ぼします。
今回は、そんな“雨漏り”がもたらす5つのリスクと、価値を守るために知っておきたい対策について詳しく解説します。
1. 雨漏りは「見えない腐食」のはじまり
雨漏りの怖いところは、すぐに目に見えない形で被害が広がることです。天井に染みができた時点で、すでに屋根裏や壁内部では木材が湿気を含み、腐食が進んでいるケースもあります。
特に静岡県・浜松市のように、海風や湿気の影響を受けやすい地域では、気づかないうちに被害が進行していることも。こうした内部の劣化は建物の構造安全性にも関わるため、後々大規模な修繕が必要になる可能性があります。
2. シロアリやカビの発生リスクが急上昇
湿った木材はシロアリの大好物です。また、高湿度環境が続くとカビも発生しやすくなります。カビの胞子は健康にも悪影響を及ぼし、小さなお子さまや高齢のご家族がいるご家庭では特に注意が必要です。
構造的な問題と同時に、住環境としての安全性・快適性も損なわれるため、雨漏りは「家の中にも忍び込む脅威」と言えるでしょう。
3. 資産価値の大幅ダウンにつながる
雨漏りがある家は、査定時に「修繕必要物件」として評価されることがほとんどです。仮に数年後に家を売却しようと思っていても、買い手側からすると「すぐに修理が必要な家」と見なされ、相場よりも大幅に低い金額でしか売れなくなる可能性があります。
実際に、先ほどのご相談者様も不動産会社から「雨漏り跡がある場合は数百万円単位で価格が下がる可能性がある」と指摘されたとのことです。
4. 保険が使えないケースも
火災保険で雨漏りの修繕費がカバーされると思っている方も多いですが、実は「経年劣化が原因」と判断されると保険の対象外になることがあります。つまり、「気づいた時には自己負担での大規模修繕が必要になる」という事態も起こり得るのです。
事前に点検を行い、予防策としての塗装や防水工事をしておく方が、結果的に負担は少なく済みます。
5. 外観・印象の悪化にもつながる
雨漏りを放置すると、外壁に汚れやシミが出てきたり、コケやカビが繁殖したりします。これにより見た目の印象が悪くなり、「手入れがされていない家」として周囲から見られてしまうことも。
特にアパートやマンションなど賃貸物件を所有している方にとっては、空室リスクにも直結します。第一印象で入居を決めるケースが多いため、外観の清潔感・手入れの良さは非常に大切です。
雨漏り対策には「塗装」と「防水」がカギ!
雨漏りの主な侵入経路は、屋根・外壁・ベランダ・サッシまわりなど。これらの部位に適切な防水処理や塗装が施されていない場合、水分がじわじわと侵入してしまいます。
そこで有効なのが、防水工事と高耐久塗料による塗装の組み合わせです。
おすすめ塗料ラインナップ(弊社おすすめ順):
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フッ素塗料(耐用年数15〜20年)…資産価値を長く保ちたい方に最適
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無機ハイブリッド塗料(耐用年数15〜18年)…汚れに強く美観を維持
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シリコン塗料(耐用年数10〜15年)…コストパフォーマンスに優れる
いずれも、浜松市のような沿岸地域において耐久性の高い選択肢です。
まとめ:10年後の売却を見据えるなら今がチャンス
雨漏りは、ただの「水のトラブル」ではありません。放置すれば構造の劣化や健康被害、資産価値の低下につながる“静かな危機”です。
「10年後に家を売る」「子どもに引き継ぎたい」「今のうちに安心して暮らしたい」——そんな方にこそ、雨漏り対策は今すぐ始めてほしいと思います。
アペックスでは、お客様のご要望や将来のプランに合わせて、最適な塗装・防水プランをご提案いたします。無料の現地調査も承っておりますので、お気軽にご相談ください。